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【その言葉】のキャッチコピーなのか説明なのか。
【その言葉】の後には「喋りたいけど喋れない」とついていることが多い。
はて?と思う。
私が【その言葉】を最初に見た時はそんな説明文はなかった。
ただ『特定の場面などで話せなくなる症状』と言ったような事が書いてあった。
「喋りたいけど喋れない」というのは【その言葉】の症状を持つ人間が、何を思ってるのかを語っているのだろうと推測する。
同時に、では「喋りたい」とは思ってない時、または「喋りたい」とは思ってない人は【その言葉】には当てはまらないのだろうか?という疑問が湧く。
おそらく、こんなやり取りがあったのではないかと推測する。
【その言葉】の人って、何も言わないから何を思ってるのか分からない。という周囲の指摘。
それに対して「喋りたい」と思っているという意見が出た。
そこから、【その言葉】「喋りたいけど喋れない」なんていう説明が加わったのだろうか?
ずいぶん乱暴な説明文が付いたものだと思う。
分かりやすいかも知れない。
けれど、それは『【その言葉】です』と言ってる人達は皆「喋りたいと思っている」という、乱暴な結論を付けるという事だ。
かつて見た『うつ病は心の風邪』みたいなものに似ている。
『風邪のように誰でもなる』という事を言いたかったはずが、『風邪のように治る』と誤解させる。
「喋りたいけど喋れない」も似たようなものだ。
『喋りたいけど喋れない』時も『喋りたくないから喋らない』時も一緒くたにされる。
結果、「あなたが喋ってまで待ち続ける」もしくは「あなたが喋れるに協力する(無理解な協力)」という理解者が増えるかもしれない。
分かりやすい言葉は確かに『分かりやすい』かもしれないが、大抵の場合「誤解させやすい言葉」でもある。
この先、誤解が顕著に出てくるのか、それとも、キャッチコピーが引っ込むのかちょっと気になってはいます。
【その言葉】については検索をすれば出てくると思うので、ここでは書きません。PR -
地方移住で性犯罪にあったという記事が話題になってる。
何か書きたいと思いつつ、いろんなごちゃ混ぜの感情が合わさって書けなかったけど
とある人が
『地方移住における性犯罪対策』が大切じゃないか……と書いていて、なるほど。と思った。
なので、地方暮らしの私が考えてみた。
1・防犯ブザー
防犯ブザーを地方移住女子に渡す。
性犯罪対策が大切と書いてあった記事にもあった『防犯ブザー』
都会ならそれでいいと思う。
『人がいない』田舎ではどれだけ効果があるか疑問な場所もあるかもしれない。
相手を少しだけ驚かせる程度には使えるかもしれない。
私が住んでる場所は
毎年バーベキューを楽しむ声が微かに聞こえるか聞こえないくらいお隣が遠い。
他にも夏にはカエルが秋には虫たちが賑やかだ。人の声はかき消される。
春の今の時期は静かだから聞こえるかもしれないが、冬の雪は音を吸収する。
春ならば『防犯ブザー』は使えるかもしれない。
が、季節限定では意味がないような気がする。
2・痴漢撃退スプレー
痴漢撃退スプレーを地方移住女子に渡す。
これはツイッターで見かけた。
確かにスプレーは必須かもしれない。が、これでは「この地域には怪しい人がいる」と伝えてるようなもので地方暮らしの私は気分はよろしくない。
なので、「クマ撃退スプレー」と称して渡してほしいと思ってしまった。
…成分的にはどうなのかな?とは思うケド、クマにも使えるなら一石二鳥だ。
ただし、あまり実用的ではないかもしれないとも思ってしまう。
普通に考えて、親しくしてる人間に向かってスプレーを使う……という想定はあまりしない。
痴漢撃退はあくまで、『唐突な痴漢』を想定してるような気がする。
こう言ってはなんだけど、見知らぬ人間だから攻撃できるのであって親しくしている人間への攻撃は難しい女性もいるかもしれない。
3・女性相談員の配置
地方移住者の相談員の配置がされているかどうかいまいち分からないので、もしかしたら的外れかもしれない。
すでにされているよーというのならこの項目は読まなかった事にして欲しい。
が、単純に『女性同士の相談出来る相手』は必要ではないかなと思った。
4・男性に気を付ける。
被害者を責める意図ではなくて、被害に合う前に女性も気を付けようという意味です。
話題になってた性被害でいうと
『男性宅へ女性を泊まらせない(泊まらない)』
これが出来ていたら、被害は防げた可能性もあるような気がするのです。
もちろん、これは結果論で泊まらなくても別場所で襲われてたかもしれないよと言われたらそれまでなのですが……
地方でも女性の泊まれる場所(女性の知り合い)をいくつか作っておく必要がある事は間違いない気がする。
5・老齢男性も男であると注意喚起する。
若い女性が年老いた男性を『男』とは見てなくても、年老いた男性は若い女性を『女』と見る。
ということをちゃんと伝えてほしい。
もちろん、人による。若い女性を「孫のようにかわいいと思う」人もいるかもしれない。
が、そうではない人間もいるのだと知ることは必要だと思う。
と、こんな感じで思いつくままに書いてみた。
地方とはいえ、いろんな場所があって一概には言えないので
ここに書いてある事は『私が住んでる場所』を基準にして書いてます。
地方だけど、防犯ブザーが使えないことないよ……という場所があるとも思うので、書いてある事を鵜呑みにするのはお勧めしません。
追記:考えるきっかけになった記事にリンクを張ろうか迷いましたが、張ってみます。
#metooを、また炎上で終わらせるの?
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私が住んでる場所は『地方』だ。
要は田舎だ。少子高齢化が進んで若い出産適齢期の女性は減っている。
地方ならばどこでもそうかもしれないが、だからこそ
「移住促進」だとか「子育て支援」だとか「婚活事業」なんてものに力を入れている。
広報を読んでると、唖然とした。
自治体の長から住んでる人達へのメッセージにこんなものがあった。
「住んでる人達へのメッセージ」となってた部分をすべて書いてみる。
一部自治体名等変更している。
広報をご覧になって「また人口が減った」と嘆かれる方がおられますが、私は「あなたのお子さんはどこに住んでおられますか?」と伺います。若い方はまず自分の夢をかなえる前にまず、自分を育ててくれたご家族の面倒を見てもらいたい。
これ、地域の老人に向けた言葉ですよね?
そういう方は地域にとっても納税者になってくれます。例えば県外の大学を卒業して地域に戻って就職すると奨学金(教育ローン)返済を支援する制度を始めました。
これからも地域で頑張ろうという方を応援してまいります。
間違っても地域の若者に向けてませんよね?
老人同士で、「今の若いもんは地域から出て行って」と嘆いていてください。
若者に「夢をかなえる前に……」って何言ってんだろう?と思います。
若いうちに体力気力が溢れているうちに、夢をかなえてください。
と、体力の衰えを感じてきた私は思うのです。
動けるうちに動きなさい。夢があるならそれに向かいなさい。
夢破れた時に故郷を思い出しなさい。
で、良いと思うんだけど。
夢をかなえる前に家族の面倒を見れなんて…
夢なんて持つな……と言ってるのと一緒ですよ?
家族が居なくなってから、自分の夢をかなえられるとでも思うんだろうか?
まぁ。出来る人はできるだろうけど、やっぱり気力体力があるうちに動くのが一番な気がします。
で、出てくるのは『大学卒業後のローン返済支援』って……それ、どこぞかでも聞いたぞ。
ぼちぼちとやってる自治体あるらしい。
大学進学するから地域に戻って来ないとでもいうんだろうか?
まぁ。一つのきっかけではあるケド、それだけじゃないよねと思う。
ここにいると、いろんなものが重いし、古いし、狭い。
家制度はすでになくなったって判ってる??と言いたくなること、たくさんあります。
60代くらいの人でも家制度は廃止された世代だったはずなんだけど……慣習が残ってる時代を生きてるから感覚はそのまま……なんだろうなという事は想像できる。
だから、「夢をかなえる前に家族の面倒云々」なんて広報に載るわけだけど。
……それ、若者に言う言葉じゃないですよ?
若者がこれを見ない事を祈ります。まぁ。見るのは老人がほとんどだろうとは思うケド。
見ても何とも思わない人達が見てる事を祈ります。
それとも長さんは自分の夢をかなえずにここにいるのかな……と考えると少し悲しくなる。