"地方"カテゴリーの記事一覧
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地方移住で性犯罪にあったという記事が話題になってる。
何か書きたいと思いつつ、いろんなごちゃ混ぜの感情が合わさって書けなかったけど
とある人が
『地方移住における性犯罪対策』が大切じゃないか……と書いていて、なるほど。と思った。
なので、地方暮らしの私が考えてみた。
1・防犯ブザー
防犯ブザーを地方移住女子に渡す。
性犯罪対策が大切と書いてあった記事にもあった『防犯ブザー』
都会ならそれでいいと思う。
『人がいない』田舎ではどれだけ効果があるか疑問な場所もあるかもしれない。
相手を少しだけ驚かせる程度には使えるかもしれない。
私が住んでる場所は
毎年バーベキューを楽しむ声が微かに聞こえるか聞こえないくらいお隣が遠い。
他にも夏にはカエルが秋には虫たちが賑やかだ。人の声はかき消される。
春の今の時期は静かだから聞こえるかもしれないが、冬の雪は音を吸収する。
春ならば『防犯ブザー』は使えるかもしれない。
が、季節限定では意味がないような気がする。
2・痴漢撃退スプレー
痴漢撃退スプレーを地方移住女子に渡す。
これはツイッターで見かけた。
確かにスプレーは必須かもしれない。が、これでは「この地域には怪しい人がいる」と伝えてるようなもので地方暮らしの私は気分はよろしくない。
なので、「クマ撃退スプレー」と称して渡してほしいと思ってしまった。
…成分的にはどうなのかな?とは思うケド、クマにも使えるなら一石二鳥だ。
ただし、あまり実用的ではないかもしれないとも思ってしまう。
普通に考えて、親しくしてる人間に向かってスプレーを使う……という想定はあまりしない。
痴漢撃退はあくまで、『唐突な痴漢』を想定してるような気がする。
こう言ってはなんだけど、見知らぬ人間だから攻撃できるのであって親しくしている人間への攻撃は難しい女性もいるかもしれない。
3・女性相談員の配置
地方移住者の相談員の配置がされているかどうかいまいち分からないので、もしかしたら的外れかもしれない。
すでにされているよーというのならこの項目は読まなかった事にして欲しい。
が、単純に『女性同士の相談出来る相手』は必要ではないかなと思った。
4・男性に気を付ける。
被害者を責める意図ではなくて、被害に合う前に女性も気を付けようという意味です。
話題になってた性被害でいうと
『男性宅へ女性を泊まらせない(泊まらない)』
これが出来ていたら、被害は防げた可能性もあるような気がするのです。
もちろん、これは結果論で泊まらなくても別場所で襲われてたかもしれないよと言われたらそれまでなのですが……
地方でも女性の泊まれる場所(女性の知り合い)をいくつか作っておく必要がある事は間違いない気がする。
5・老齢男性も男であると注意喚起する。
若い女性が年老いた男性を『男』とは見てなくても、年老いた男性は若い女性を『女』と見る。
ということをちゃんと伝えてほしい。
もちろん、人による。若い女性を「孫のようにかわいいと思う」人もいるかもしれない。
が、そうではない人間もいるのだと知ることは必要だと思う。
と、こんな感じで思いつくままに書いてみた。
地方とはいえ、いろんな場所があって一概には言えないので
ここに書いてある事は『私が住んでる場所』を基準にして書いてます。
地方だけど、防犯ブザーが使えないことないよ……という場所があるとも思うので、書いてある事を鵜呑みにするのはお勧めしません。
追記:考えるきっかけになった記事にリンクを張ろうか迷いましたが、張ってみます。
#metooを、また炎上で終わらせるの?
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私が住んでる場所は『地方』だ。
要は田舎だ。少子高齢化が進んで若い出産適齢期の女性は減っている。
地方ならばどこでもそうかもしれないが、だからこそ
「移住促進」だとか「子育て支援」だとか「婚活事業」なんてものに力を入れている。
広報を読んでると、唖然とした。
自治体の長から住んでる人達へのメッセージにこんなものがあった。
「住んでる人達へのメッセージ」となってた部分をすべて書いてみる。
一部自治体名等変更している。
広報をご覧になって「また人口が減った」と嘆かれる方がおられますが、私は「あなたのお子さんはどこに住んでおられますか?」と伺います。若い方はまず自分の夢をかなえる前にまず、自分を育ててくれたご家族の面倒を見てもらいたい。
これ、地域の老人に向けた言葉ですよね?
そういう方は地域にとっても納税者になってくれます。例えば県外の大学を卒業して地域に戻って就職すると奨学金(教育ローン)返済を支援する制度を始めました。
これからも地域で頑張ろうという方を応援してまいります。
間違っても地域の若者に向けてませんよね?
老人同士で、「今の若いもんは地域から出て行って」と嘆いていてください。
若者に「夢をかなえる前に……」って何言ってんだろう?と思います。
若いうちに体力気力が溢れているうちに、夢をかなえてください。
と、体力の衰えを感じてきた私は思うのです。
動けるうちに動きなさい。夢があるならそれに向かいなさい。
夢破れた時に故郷を思い出しなさい。
で、良いと思うんだけど。
夢をかなえる前に家族の面倒を見れなんて…
夢なんて持つな……と言ってるのと一緒ですよ?
家族が居なくなってから、自分の夢をかなえられるとでも思うんだろうか?
まぁ。出来る人はできるだろうけど、やっぱり気力体力があるうちに動くのが一番な気がします。
で、出てくるのは『大学卒業後のローン返済支援』って……それ、どこぞかでも聞いたぞ。
ぼちぼちとやってる自治体あるらしい。
大学進学するから地域に戻って来ないとでもいうんだろうか?
まぁ。一つのきっかけではあるケド、それだけじゃないよねと思う。
ここにいると、いろんなものが重いし、古いし、狭い。
家制度はすでになくなったって判ってる??と言いたくなること、たくさんあります。
60代くらいの人でも家制度は廃止された世代だったはずなんだけど……慣習が残ってる時代を生きてるから感覚はそのまま……なんだろうなという事は想像できる。
だから、「夢をかなえる前に家族の面倒云々」なんて広報に載るわけだけど。
……それ、若者に言う言葉じゃないですよ?
若者がこれを見ない事を祈ります。まぁ。見るのは老人がほとんどだろうとは思うケド。
見ても何とも思わない人達が見てる事を祈ります。
それとも長さんは自分の夢をかなえずにここにいるのかな……と考えると少し悲しくなる。
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何もない町
私が住んでる町が舞台の漫画を読んだ。
『山と田んぼ以外、何もない町』
そう書かれてた。
確かになぁと思う。
町でも役場がある中心部と山の中の山間部まで、若干の景色の違いは楽しめると思う。
中心部は家や建物が多い。
中心部から離れるほど田んぼが広がっていく。
さらに山間部へと上ると田んぼがまた減って、田んぼの向こうに木だったり、木の間に田んぼだったりが広がる。
さらに山に入ると、空き家が多い限界集落へと続く。
さらに山奥は……観光地として町の収入源になっている。
冬になれば田んぼの面積の違いに加えて、積雪量も違ってくる。
山になればなるほど多くなり、街の中心部に向かうほど雪は減る。
さらに海側に進めばもっと減る。
もしくは町の外。川の向こうに行くだけでも雪の量は変わってくる。
たった数センチ。されど、数センチの雪。
基本、海に向かうほど少なくなる雪の量だけど、時々、雲のせいか風のせいか、
海側が多くて山側の方が少ないなんて事にもなる。
自然の不思議をそんな時に感じる。
同じ町内ですら、町の中心部に住む人には
『ホント、ここって田んぼしかないね』と言われ
山側に住む人にも
『あそこって田んぼしかない所でしょ』
と言われるのが私が住んでる場所だ。
……。同じ町内のはずなのに…と思ってしまうが、
やはり、中心部や山側の人には田んぼが目立つんだなと思ってしまった。
無いものが増えていく町
テレビの中にはたくさんのものがある。
ファストフードやオシャレな洋服。高層ビル。……東京基準の情報が沢山あって、地方に住んでいると『自分の町には何もない』と思わされる。
地方の風景が映されると大抵ついてくるコメントは
『何もない』『素朴』
もしくは
『日本の原風景が広がってます』
なんて言葉で田んぼが広がる景色を紹介している。まるで、生活の場ではないように思えてくる。
東京基準で考えれば、東京にあるものの殆どがこの町には無い。
漫画の中でもあったけど『楽器屋』なんて洒落たものはない。
マクドナルドもサーティーワンもアニメイトもない。
もっと言うのなら、書店も産婦人科も潰れてなくなった。
保育所も小学校も数を減らしてる。
鉄道もいつまで走ってくれるか怪しいし、高校も風前の灯火だ。
『何もない町』ではなくて、『ないものが増えていく町』だ。
唯一、コンビニは増えたな……と思う。
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